養生法

バランスの良いカラダでいるための方法4

3.早寝・早起き・朝ご飯
夜勤など、お仕事の関係でこれができない方もいらっしゃることは重々承知しつつも、これが自律神経の安定化には一番効果的なので、やはりこの習慣について考えてみます。
なぜ「早寝・早起き・朝ご飯」が身体を活発な状態に保つかは、皆さまもよくご存知だと思います。
①早起きは精神状態を安定させるセロトニンの分泌が良くなること
②成長ホルモンは22:00~2:00の間に分泌が盛んなので早寝が、身体の修復には欠かせないこと
③セロトニンの分泌が良くなることで、睡眠を促すメラトニンの分泌が安定すること
など、内分泌系(ホルモン分泌)の安定化が、一番大きな要因だと思います。
④そして「朝ご飯」を取ることで、体温を上げ代謝を上げることができます。また「胃-大腸反射」といって、朝ごはんが胃に入ることで、大腸の蠕動を促し、排泄機能が働きやすくなります。
⑤「朝ご飯」で糖質が、脳の活動エネルギーとなり、やはり代謝が上がり、精神状態も活発になります。
以上が「早寝・早起き・朝ご飯」の効用。
朝、気持ちよくお腹が減っている内臓の状態は、やはり健康的です。
Gohan151214238662_tp_v

バランスの良いカラダでいるための方法3

2.飲み物は水
水は生命をつないでいくのに不可欠なものです。
食べなくても何日かは持ちますが、1日でも水が無かったら、生命の危機に陥ります。
のどが渇いたとき、何を飲みますか?
多いのが「お茶」という方。
「お水は美味しくないから」という方も。
水道水を飲むことに抵抗がある方も。
コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインが入っているものは、利尿作用が働いて、水分補給にはなりません。
心をほっとさせるリラックスタイムに楽しむもの。
「巡り」を良くするという観点からいくと、やはり水分補給は「水」が一番、身体が必要としているもの。
一度にがぶがぶ飲むと、胃が弱い方は吸収できず「チャプチャプ」と胃に長くとどまってしまうこともあります。
少しずつ、吸収しやすいように飲みます。
代謝が良くなって、排泄機能も上がります。
体調が悪い時は白湯が美味しく感じられるかもしれません。
「美味しい」と感じられるものが、身体が欲しているもの。
ただし嗜好品は脳の欲求で、身体の欲求とは違うこともあるので、基本は「水」としておいた方が、必要な水分がとれます。
のどが渇いていないのに、「1日○○ℓ飲まなくちゃ」と頑張っている方もいらっしゃいますが、それも身体の欲求からは外れていますよね。
私たちの欲求は、身体が足りないものを補給するためのセンサーです。センサーを鈍くしないためにも、身体からの欲求、それを満たした時の変化を日々、意識しています。
意識し始めると、小さな変化に気づくようになり、体調を整えるための「自分取り扱い説明書」のような智慧が蓄積していきます。
Img_20180917_201605

バランスの良いカラダでいるための方法2

1.「巡り」を意識する
 東洋医学の世界観は「巡りが良い」=「中庸」=「健康」だと、思います。
 「氣・血・水」の巡りを良くするための、あれこれを、いろいろ提案しています。
 「氣」の流れを検索する技術があります。脈診、腹診など。Mother Earthでは「筋肉反射」という方法で、経絡診断をしています。「経絡(気の流れ)」を診て、バランスを調整することが、施術の肝、患者さまの身体を好転させるために、まずは「氣の流れ」の調整。
 以上はプロの鍼灸師のお仕事ですが、ご自身で「巡り」を良くする方法が、たくさんあります。
♡「巡り」を良くするためのセルフケア
「痛いところ」「凝っているところ」はありませんか?そのような部位は、筋肉が固くなっています。
固くなった筋肉は、どんどん他の筋肉も引っ張ってしまい、「歪み」を生じさせます。ひきつれていく感じです。
ストレッチや、お風呂で温まるなど、筋肉が柔らかくなるようケアをしてください。このようなケアは毎日必要です。習慣化すると、「歪み」に敏感になり、「整った感じ」が欲しくて、自然とストレッチをするようになります。
Img_20180916_181342

バランスの良いカラダでいるための方法1

女性には適度な脂肪が、身体の維持に欠かせません。
体脂肪率が低すぎると(15%以下は無月経になります)、様々な機能低下が起こります。
20~25%くらいが理想的なのではないでしょうか。
30%を超えると、新たな健康面での問題が起こります。生活習慣病や、不妊にもつながります。
適度な脂肪と、適度な筋肉。
そのような身体でいるための「習慣」を、Mother Earthでは、日々お伝えしています。
1.「巡り」を意識する
2.飲み物は「水」
3.早寝・早起き・朝ご飯
4.身体を動かす
5.深い呼吸
6.食事は落ち着いて、ゆっくり食べる
7.楽しいことをたくさんする
Tosyo

お水を飲む

喉が渇いている時、何を飲みますか?
スポーツドリンク、アイスコーヒー、ホットコーヒー、紅茶、ルイボスティー、緑茶。
今はいろいろな嗜好品があって、お水を飲むことが少なくなりました。
私たちがのどの渇きを覚えるとき、一番必要なのはお水です。
代謝を滞りなく進めるためには、お水が必要なのです。
糖質の多い飲み物を取っていると「脾経」が弱ります。胃腸の蠕動運動が鈍くなります。
カフェインを多く取っていると「利尿作用」が働き、水分はどんどん身体から出ていってしまいます。
お水をがぶ飲みすると胃は吸収できません。
少しずつ、のどが乾いたら補給する習慣が、巡りの良い身体への一歩です。
Taki

冷え冷え生活になっていませんか?

Mother Earthの養生法

1.呼吸

 肩に力が入っていませんか?背中が固くなって猫背になっていませんか?

 そのような身体の状態は、浅い呼吸になりがちです。

 深く息を吐いてください。吐ききったら、ゆっくり鼻から息を吸ってください。大きく胸を拡げ、肋骨を拡げていく感じです。胸いっぱい吸えたら、今度は肋骨をぎゅーっと締めていくように、胸郭をすぼめながら、ゆっくり鼻から吐きます。

 このような呼吸法は、自律神経の安定化につながります。1日に何回か、ゆっくり呼吸をしてみてください。

 

2.冷え冷え生活になっていませんか?

①最近だるさが続き、身体が重い

②身体のあちこちが痛む

③睡眠不足が続いている

④便通が良くない(ゆるゆるの便だったり、便秘だったり)

⑤冷たいビール、アイスコーヒーが欠かせない

⑥シャワーのみで浴槽につからない

⑦アイスクリームやケーキ、菓子パンなどのお菓子が好き

⑧ご飯(お米)はなるべく食べないようにしている

⑨減塩を心がけている(お味噌汁は飲まない)

⑩あまり歩かない、運動をする習慣がない

以上当てはまるものが多い方は、「冷え」ている可能性が高いです。「冷え」ると、血行が悪くなり、胃腸の働きが落ち、筋肉が固くなります。筋肉が固くなると、血行不良になり、神経を圧迫すれば、痛みが出ます。

 

3.生活習慣改善

当てはまる場合は、生活習慣の改善をすると、今の状態が変わります。

①冷たい飲み物(ビール、アイスコーヒー、ジュース)は控え、常温の水を飲む

②白砂糖を多く含む加工食品は、なるべくとらない。精製された糖類(ぶどう糖果糖液糖など)は、胃腸の蠕動を弱め、体内のカルシウム、ビタミンを消耗します。

③人工甘味料(サッカリン、アスパルテーム、スクラロースなど)は、なるべく避ける。人工甘味料は依存性が高く、砂糖よりもずっと甘味があり、味蕾のセンサーを鈍くして、食べ物の本当の旨みを感じられなくなるという危険があります。

④米の量が少なくなると、糖質が欲しくなります。便秘になります。ご飯を主食にし、味噌汁でミネラルと良い微生物を身体にとりいれましょう。雑穀ご飯(白米8割雑穀2割)でしたら、白米に足りない食物繊維、ビタミン、ミネラルも補給されます。

⑤サラダ油、ファストフードでよく使われているショートニング、マーガリンは「トランス脂肪酸」が多く、危険な油です。「トランス脂肪酸」は過酸化脂質や活性酸素が多く、細胞を傷つけ、炎症を起こしやすい状態を作るのです。国産の菜種油、ごま油、えごま油は、必須脂肪酸(身体の中で作ることができないαリノレン酸とリノール酸)がバランスよく含まれ、元気な細胞を作るのに必須の油です。台所の油を見直してみてください。

⑥歩いたり、階段の昇り降りをしたり、軽い筋トレをしたり、少しずつ負荷をかけることが、筋力アップにつながります。ストレッチは毎日します。毎日続けることで、疲労をためにくいしなやかな身体になっていきます。

⑦シャワーだけで済ませないで、お風呂につかります。夏は冷房がきいた部屋で過ごすことが多く、冬よりも冷えやすい環境にいることが多いかもしれません。お風呂でじんわり汗をかくと、冷えには効果的です。


006kz1868_tp_v

梅干し

わたしの数少ない趣味のひとつは、梅干し作りです。
おそらく20年は続けているはず。
今年は晴天続きだというのに、冷蔵庫に塩漬けの梅を保存していたため、すっかりその存在を忘れていました。
昨日お散歩をしていると、ふわ~んと良い香りがしてきました。酸っぱくておいしい物、梅干しを干している香りに気づき、大慌てでわたしも干し始めました。
暑い陽射しで、どんどん水分が抜け、おいしさが濃縮されていきます。
塩分と酸味が、汗だくな身体には最高で、つまんでは口に入れ、幸せをかみしめています。
Ume

夏のお風呂

この時期は毎年、冷えている患者さまが多く来院されています。
夏は暑いので、冷たいものを飲んだり、食べたりする機会も多く、また冷房で冷えてしまうのです。
そしてシャワーで済ませて、お風呂でゆっくり温まることもなく。
気がつかないまま、身体はどんどん冷えてしまい、なんとなくだるかったり、頭痛が出たり。
はりとお灸で整えつつ、「お風呂につかってくださいね」とわたしは毎日、患者さまにお声がけしております。
Photo

おいしい塩加減

「塩分はなるべく控えています」
「お味噌汁?ときどき飲むかなぁ。野菜は多く取るように気を付けていますけど」
「ごはんは少なめに食べるよう、気をつけています」
 
このような食事の努力をされている女性が増えています。
そして長年にわたる便秘、生理不順、腰痛、冷え、自律神経失調症を抱えています。
「塩分控えめ、ご飯少なめ、お味噌汁は飲まない」という食生活では、身体はうまく機能しないのです。
 
私たちの五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)は、私たちの生命を守るために備わったセンサーです。腐っているもの、毒性のあるものなど、私たちは五感をフルに使って見分けます。
「おいしい」と感じるものは身体に必要なものなのです。
ただしご飯をを控えているとお菓子が欲しくなります。糖質の必要量が満たされていないからです。本当に身体が求めているのは穀物の糖質です。
 
塩と油を控えていれば、味の濃いジャンクフードが欲しくなります。αリノレン酸の豊富な菜種油、えごま油を毎日摂っていれば、揚げ物への欲求はおさまります。
サラダ油、マーガリン、お菓子や菓子パンに含まれているショートニングはトランス脂肪酸が多く、身体に炎症を起こします。「油」も性質がいろいろあるのです。控えるべき油、摂るべき油があるのです。
ミネラル豊富な天然塩、本醸造の味噌、醤油は身体の機能を助けてくれます。ご飯を全体の食事量の60~70%くらい、しっかり食べると、血糖値も安定し、心穏やかに暮らせます。
 
はり・きゅう治療は、身体の経絡バランスや、自律神経の調整、筋肉の緊張を緩め歪みを整えることが得意分野です。治療と食生活改善はセットです。
 
自然治癒力は個々の身体に備わっています。
日々の食習慣はあなたの身体を作っています。
Photo

大事なおなか

「腹診」という診断方法があります。
おなかには内臓があって、お腹を触ることで大まかな状態を知ることができます。
お腹がかちこちに固い女性が多いです。
奥の方に芯のような固いものを触れたり。
または腹筋をうまく使えていなくて、ぷよんぷよんになっていたり。
下腹部からへそまわりが、ちょっと触るだけで「痛たた!」となってしまったり。
多くの方は普段からお腹を触るという習慣がないため、触られてはじめて、自分のお腹の状態に気づき驚きます。
お腹は植物で例えれば、根っこのようなものです。お腹がほっこり温かくて、お餅のような柔らかさと弾力があれば、元氣でいられます。ひきつれていたり、冷えていたり、胃腸機能の低下があると、やっぱり元氣の維持は難しいのです。
毎日眠る前のひととき、横になりながらお腹を触ってみてください。冷えていないか、緊張していないか、塊のようなしこりができていないか。
固いところ、冷たいところも、リラックスして、手を当てていれば変わっていきます。意識して手を使うと、力が集まってきます。おもしろいですよ。
Photo_2
 

より以前の記事一覧